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必勝祈願三社巡り
2010/02/25もうすぐ春です、野球の季節ですね。
熱烈なファンではないけれど阪神タイガースにはまぁ頑張ってほしいので(笑)
一足早く必勝祈願の散歩に行ってきましたのでご紹介します。
まずは広田神社から。
近年、阪神タイガースはキャンプが終わってからの3月初め頃に祈願に来ていますね。
遠くからこられる方は阪神西宮・阪急西宮北口・JR西宮からバスで、「市民運動場前」で降りると便利です。
バス停から北へ向かって歩き、次の角を左折してしばらく行くと右手に参道の松林が見えてきますので
そちらを進んで行き、天照大神(アマテラスオオミカミ)にしっかりお願いしてきましょう。
お参りがすんだら松林の参道を通って戻り、参道を抜けたあともそのまままっすぐ歩きます。
そして左手に恐竜が見えてきた室川町交差点を右折して171号線沿いにすすみます。
171号線を歩いていくと左にカーブし阪急電車の高架下を通って、次の信号(城ヶ堀北交差点)で
右折するとすぐ双葉温泉があって、営業時間なら道に面して温泉の滝が流れてます
(下の写真ではまだ早くてお湯は止まってました)。
双葉温泉から二つ目の信号を左折すると、向こうに道にはりだしてなんだか邪魔な松が見えてきますが、
これが谷崎潤一郎の『細雪』にも出てくる「一本松」です。
一本松の横を過ぎ突き当たりを右折すると、JRの下をくぐる「まんぼう」トンネルが見えてきますので、
ここをくぐってさらに南へ向かいます。
まんぼうを出てすぐの信号を渡りしばらく南へまっすぐ行くと右手に見えてくるのが、西宮神社です!
十日戎の後、境内の改修事業をしていて、この日(2/24)もまだ池の周りが囲われていました。
シーズンが始まる前の3月末頃であろう阪神タイガースの参詣はどうなるのでしょうか・・・?
と、ちょっと心配しつつ、えべっさんにお参りしたのでした。
そして最後は甲子園球場の南にある甲子園素盞鳴神社へ向かって出発です。
神社を出て更に南へ、43号線を超えて白鹿の工場が見えてきたら左折、「酒蔵通り」をあるきます。
あとはずーっとこの道を進んでいけば、ちょうど甲子園球場の南側に出るのですが、
酒蔵通りの名の通り酒造メーカーの工場や売店がいくつもあり、アンリシャルパンティエの横も通り
なかなか面白そうなところも多いのですが、詳しくは「四季のまち歩きガイド」などを参考にして下さい。
この道の途中には桜の綺麗な公園などが所々にあるので、花の時期に歩くのもいいかもしれません。
そうこうしているうちに、通称「優勝校通り」に入り、歩道の車止めが野球のボールの形のものに
なってきましたので、もうすぐ・・・。
甲子園素盞鳴神社(こうしえんすさのをじんじゃ)に到着です。
素盞鳴尊(スサノヲノミコト)によーくお願いして、私の勝手に三社巡りは終了しました。
2010年3月14日には「甲子園資料館」がオープンして、煉瓦メッセージの敷石も完成しているのでしょうが
この日はまだいろいろと作業中でしたので、完成が楽しみです。
歩いた道筋はこちらで → 地図
ぶらぶらと2時間ほどの散歩でしたが、ちょっと大変と言う場合は、
・広田神社から西宮神社への徒歩30分ぐらいは、
バス停へ戻り阪神バスで「市民運動場前」から「阪神西宮」まで乗車
・西宮神社から素盞鳴神社への徒歩45分ぐらいは、
阪神電車で西宮駅から甲子園駅まで乗車
という方法もありますので、ぜひ一度、三社巡りにトライしてみてください(笑) <香苗>
西宮神社の逆さ門松
2009/12/28西宮神社の拝殿前にちょっと変わった門松が作られました。
「逆さ門松」という、松の枝が下を向いている門松です。
配慮から作られた形だそうで、枝葉の付いた竹に松の枝をつけるという
古くからの形のものが昨年より再現されています。

この門松を奉納しているのは西宮神社から分社した三田戎神社の氏子の方々で、
9メートルほどの竹に、松をある程度取り付けたものを用意してきていて、
すす払いが行われている横で二本の門松が立てられました。

正月から十日戎の期間までその立派な姿を見ることが出来ますので、
お参りに行かれた時はちょっと注意して見てください。
<香苗>
西宮まつり 産宮参り
2009/09/24西宮神社の秋祭り、西宮まつりの三日目は神社での神事の後、船渡御は西宮浜の新ヨットハーバーから
出発し神戸の和田岬へ向かいました。
えべっさんが鳴尾の漁師の網に掛かった場所という伝説のある和田岬への里帰り。
例年の産宮参りは一隻だけ十数人ほどの参詣だそうですが、今年は船渡御復興10周年を記念して
みんなで和田神社へ参詣することになりました。

渡御船の一部は神戸の港から陸路をとりましたが、えべっさんの乗っている船のほか合計四隻の船が、
到着です。
そして陸路で到着した人たちと合流して、和田神社まで行列していきました。

和田神社で御旅所祭をおこない、その後神職や氏子総代など一部の人が和田神社・三石神社・真光寺へ
参拝しました。
御旅所祭 童女神楽
巫女神楽 和田神社
三石神社 真光寺
帰路はみな陸路で西宮神社まで帰り、還御祭を執り行って無事終了となったようです。

<香苗>
ご案内・2009年西宮まつり
2009/09/192009年の西宮神社の西宮まつりの船渡御は復興10周年ということで、全ての御座船が
神戸の和田神社への産宮参りに向かいます。
例年は神社を出て氏子4地区のどこかで御旅所祭をしてから午後に船渡御で西宮浜をまわるのですが、
ことしは午前中にヨットハーバーを出て、和田神社へ着いてから御旅所祭をおこなうようです。
見学に行かれる方は、時間などをよく確認してからお出かけくださいね。
西宮神社HP http://www.decca-japan.com/nishinomiya_ebisu/nisinomiya_maturi.html
・
ところで、和田神社とはどんなところかと言うと、恵比須さまを拾い上げたといわれる和田岬の森の中に
あった神社と、平清盛ゆかりの厳島神社の弁天さまと、西宮の岡太神社から流れ着いた天御中主
(あめのみなかぬし)さまをまつっています。

その横の神功皇后をおまつりしている三石神社にも参詣するそうです。

また、西宮まつりでは関係ないようですが、少し北のJR兵庫駅近くには柳原の蛭子(ひるこ)神社があり、
神戸の人の十日戎はここへお参りする人も多いそうです。

西宮神社の夏祭
2009/07/217月20日は西宮神社の夏祭です。
午前中には暑気払いで厄除けを祈願する湯立神楽(ゆたてかぐら)がおこなわれました。
ご祈祷した特別な水を大釜でわかし、そのなかに米・酒・塩を入れ、笹の葉を束にしたもので
その湯を撒き散らします。


古代の巫女が神憑るときにおこなった作法だとも言われている、と神職さんから説明がありました。
夕方はえびす万燈籠で、境内いっぱいにろうそくの明かりが灯ります。
暗くなるにつれて輝くを増すろうそくや灯籠やちょうちんの揺れる明かりは幻想的です。
境内の松林の中でおこなわれた原笙会による舞楽奉納も素敵でした。


はなやかな夕涼みとなりました。 <香苗>
西宮神社のおこしや祭り
2009/06/166月14日はえべっさんが西宮神社へやって来られたという日だそうです。
今年の様子だけでなく昨年の写真も混じっていますが、雰囲気をお楽しみください。
西宮神社の本殿からえびすさまを神輿に乗せて、中央商店街をめぐってから御輿屋跡地まで巡行します。



昔、鳴尾の漁師が漁をしていると網に何か重たい物がかかりましたが魚ではないので海に戻しました。
そのあとも漁をつづけて和田岬のあたりに来た時にまた重たい物がかかりましたが、なんと朝海に戻した
ものと同じものでした。
不思議な事があるものと思い、神様の像のようにも見えるので今度は船のへさきに乗せて家へ持ち帰って
置いておいたところ、ある夜、漁師の夢の中にえびすさまが現れて「もう少し西によい場所があるので
この像を連れて行っておまつりして拝みなさい。そうすれば大漁になるだろう」と言われました。
目が覚めてから漁師は村人と共にえびすさまをかごに乗せて西へ向かっていましたが、途中でえびすさまが
居眠りしたので、村人達も木陰で休憩する事にしました。
でもいくら待ってもえびすさまが起きなくて時間がどんどん過ぎるので、恐れ多くもえびすさまのお尻を
つねって目を覚まさせて、そこから少し西の森の中へ無事お運びすることが出来ました。
このちょっと休憩してえびすさまのお尻をつねった場所が御輿屋跡地でその西の森が西宮神社です。


季節の果物の枇杷をお供えするので「びわ祭り」とか、初めて浴衣を着る季節なので「ゆかた祭り」とか
言われる、近畿で一番早い夏祭りだそうです。
西宮神社の境内には屋台がいっぱい並んでいて、浴衣を着た子供たちがたくさん遊んでいました。
私は神事と行列を見て夕方には帰ったのですが、そのあと夜にかけてまだまだ子供たちは盛り上がりそうでした。


西宮市民にも意外と知られていないお祭りだと思うのですが、西宮を代表する「えべっさん」ゆかりのお祭り
なので、ぜひ一度お参りしてみてください。
でも、梅雨の時期なので雨が降るとちょっとね・・・、それに来年の6月14日は月曜日のような気が・・・。
<香苗>
西宮人形劇まつり
2009/05/09平成21年度「西宮人形劇まつり」へちょっとだけ行ってきて、午前中におこなわれた西宮神社での
オープニングセレモニーを見ました。
で、なぜ西宮で人形劇かと言うと、むかし西宮神社の北にすんでいた傀儡子(くぐつし)が、
人形あやつりをしながら全国にえびす信仰を広めていったといわれていて、これが今日の
人形浄瑠璃や文楽のもととなったと考えられているからです。
そう、「西宮は人形劇発祥のまち」だったんですね。
また西宮神社には、人形を使ってえべっさんの無聊を慰めたといわれる人形操りの祖、
百太夫さんをまつったお社があって、その前の広場(地震以前には絵馬堂があった場所)
でイベントがありました。

神社での出演は、西宮くぐつ座と西宮市との共催事業として昨年から始まった、子どもたちへの
人形劇体験の「西宮くぐつ座子ども劇団」の小学生達と「神原小学校図書ボランティアコアラまま」の
お母さん劇団の皆さん。
子ども劇団もお母さん劇団も自分達で作った人形を使って一生懸命に演技をして、観客の子供たちも
熱心に見入っていました。
そして今年からはお祭の規模を拡大して、昨年出来た戎座人形芝居館はもちろんですが、
フレンテホール、アクタの大学交流センター、甲東ホール、東山台ナシオンホールなど
市内各地でイベントが開かれたそうです。
地元の人形劇サークルが出演するほか、プロの人形劇団も出演してきっと盛り上がった事でしょう。

私としては、午後からの中央商店街「えびすステージ」の南あわじ市立南淡中学校郷土芸能部の
淡路人形浄瑠璃も見てみたかったのですが・・・。
またの機会を楽しみにしましょう。
<香苗>
行ってきました!酒蔵巡り散歩
2009/04/21あいたい兵庫デスティネーションキャンペーン期間中の土曜日に開催される、ガイド付きの
「ひょうごのまち歩き」に参加してきました。
西宮でのウォーキングは、「酒文化の地を訪ねる」コースです。
コースは「酒蔵無料巡回バス」記事とほとんど同じなので、歩いた様子を簡単にご紹介します。
まずは午前10時にJRさくら夙川駅前に集合で、予約不要で集合時間に間に合えば参加OK。
偶然にもバス記事を書いた方と同じ日4月11日土曜日に歩いたのですが、実は私は
朝起きていい天気だったので急にちょっと行ってみようと思い立ったんです。
「ツーリズム西宮楽らく探見隊」の観光ボランティアガイドさんに案内してもらいながら
12時半解散の予定です。
まずは西宮神社へ。
六英堂の特別公開入り口でまる得チケット活用して、宝船の描かれたお札をGET。
次に白鹿記念酒造博物館を訪れ、記念館と酒蔵館を見学。
白鷹禄水苑の展示室を見学してから、宮水発祥の地の碑や宮水庭園へ。
酒蔵通り煉瓦館で、この日ご一緒した二人組みの女性は一階の日本料理店で昼食。
私は食べてみたかった「甘辛三昧セット」 を食べに二階へ。
最後に大関甘辛の関寿庵でお土産を購入。
お酒を利用した化粧品は実は大関が最初に開発発売したんだそうですね。
西宮神社や博物館などでどれくらいじっくり見学するかにもよりますが、予定では二時間半の
コースを、煉瓦館で昼食をとったりしたので、関寿庵で解散した時には四時間弱かかっていました(笑)
「酒蔵無料巡回バス」に乗ってもボランティアガイドさんのいろんなお話は聞けますが、
途中でどこかで降りてしまいますよね。
その点、「ひょうごのまち歩き」ではずっと歩きながら雑談している感じだったので
「堀江謙一さんの『太平洋一人ぼっち』で出航したヨットハーバーはここで・・・」
「大関さんには『小松帯刀』という銘柄があるのは実は・・・」 などなど、
「ツーリズム西宮楽らく探見隊」の観光ボランティアガイドさんの四方山話を聞きながらの
楽しいまちめぐりでした。
運よく?自分達のグループだけで案内してもらえれば、もうちょっとここをじっくり見学したいとかの
融通も多少利かせてもらえそうだし、解散後、たとえばガーデンズに行くにはどうしたらいいかとか
相談にも乗ってくれるようなので、足に自信のある方は参加してみてくださいね。
でも、途中でしんどくなったら、「酒蔵無料巡回バス」もご利用ください。
<香苗>
乗ってきました!「酒蔵無料巡回バス」
2009/04/20酒と文化を巡る冒険
4月11日の土曜日、「無料巡回バス」に乗って酒蔵めぐりを楽しんできました。
初夏を思わせる陽気の中で、西宮では長持ちした今年の桜がまだ満開。
花と、酒と、新しい発見を求めて、いざ出発!
JR西宮駅「乗り場をまちがえ、ややアセる」
乗ったのはJR西宮駅11時30分発の第2便。
この駅は北口・南口の両方にバス乗り場があるので普段利用しない人は要注意。
酒蔵巡回バスが出るのは南口の2番乗り場です。
路線バス同じ所ですが、柱に「酒蔵無料巡回バスのりば」の表示が貼ってあり、
ウロウロしてると係の人が声をかけて黄色い封筒に入った資料を渡してくれました。
この封筒は必ずゲットしておきましょう。
チラシやガイドマップ一式の他に「あいたい兵庫デスティネーションキャンペーン」のガイドブックが入っています。
各施設で使える「まる得チケット」が綴じ込んであるので、とっても役立ちます。
定刻になってやって来たのは普通の阪神バス。
フロントに小さな「酒」のプレートがついて行き先表示が「酒蔵無料巡回バス」となっているものの、
他は全く路線バスなので、一般客が間違えて乗りそうになってました。
ここからバスに乗ったのは15名ほど。
この後、阪神西宮駅を経由して(ここにも係の人がいます)5名ほど乗ったので、
座席はほぼ満席に。年配の男性が多いが、ご夫婦や若者もちらほら。
車内には係員と観光ボランティアガイドの人が添乗しており、詳しい説明や見所の案内をしてくれます。
先ほどもらったガイドブックの「まる得チケット」をバスの中で切り取っておきましょう。
施設の入り口で出そうとするとモタつきます。
これが、酒蔵無料巡回バス! 玄人はだしの観光ボランティアガイド
西宮神社「えべっさんのご利益にあずかる」
阪神を出るとすぐに最初のスポット西宮神社に。
私はちゃんとお参りしたことがなかったので、ここで降りましたが、ほとんどの人はパスするようです。
一般には「西宮えびす」と呼ばれてますが、正式名称は西宮神社って言うんですね。知らんかった。
さて、ここの見所は特別公開中の「六英堂とえびす信仰展」。<2009年4/4~6/28の土・日・祝>
岩倉具視(篤姫で片岡鶴太郎がやってた人といった方がピンとくる?)の私邸なんだそうだが、
あまりに普通の感じで拍子抜け。
でも、こんな普通っぽい家で明治政府の元勲たちが国家の大事を議論してたかと思うと、なかなか興味深い?
お参りしようと本殿の前に行くと、まるで平安時代にタイムスリップしたかのような衣装の娘さんたち。
参拝客も一緒に記念写真を撮ったりしているので何事かと尋ねると、
これから北山植物園で「曲水の宴」が行われるので集まっているとのこと。
えべっさんにお参りするのも忘れて、しばし艶やかな集団に見とれてしまいました。
白鹿酒ミュージアム「お宝の江戸美術に出会う」
30分ほどで西宮神社を後にしましたが、次のバスまで時間が空きすぎるので白鹿まで歩くことに。
やはり、えべっさんはパスするか、先に寄って阪神西宮から巡回バスに乗るのが良さそう。
とは言っても白鹿までは歩いて10分ほどです。
白鹿は施設が複数あって道を挟んで分かれているので気をつけましょう。
ミュージアムは有料(500円→まる得チケットで400円に)ですが、
吟醸酒のミニボトルつきなので実質タダみたいなもんですね。
道の南側にある記念館は巡回バス期間中は
「笹部さくらコレクション」を展示してますが、これがなかなかの掘り出し物。
広重、国芳、久隅守景らの作品が見られ、江戸美術ファンなら見逃せない!
道の北側は、昔の酒造りを展示した酒造館とレストランやショップのあるクラシックス。
意外なことに、お酒が飲めるのはクラシックスだけなので、呑んべえの人はここまで我慢しましょう。
白鹿ミュージアムは、じっくり回れば両方で1時間以上かかります。
本格的な美術館になっている「記念館」 昔の酒造りの様子をそのまま見せる「酒造館」
白鷹禄水苑「白昼の誘惑にふらつく」
白鹿を出て北に向かう。
ここから日本盛までは各ポイント5分くらいなので歩くのがおすすめ。
白鷹に近づくにつれて甘い匂いがしてきたので、何だろうと思ったら
「酒蔵通り」を挟んで斜向かいがアンリの工場だった。まさに、甘辛アベニュー!?
白鷹禄水苑は併設されている竹葉亭の看板の方が目立ちますが、同じ建物です。
入ってすぐがショップと「蔵バー」。
ここのお目当てはバーで味わう「季節の飲み比べセット」(1000円→まる得チケットで800円に)。
禄水苑の限定酒等3種の利酒と酒肴一品がついて、昼下がりの大人の休日にぴったり。
まだまだ先があるのでこれだけにと思っていましたが、つい誘惑に負けて「極上白鷹」のショットを追加してしまった。
さて、私のように飲み過ぎた場合は、別棟にある「集古館」で少し頭を冷やしましょう。
白鹿ほどではないがコンパクトにまとまった酒造りのミュージアム。
宮水の勉強などをしておくと、この後回る宮水庭園がいっそう興味深く楽しめます。
絶対外せない「季節の飲み比べセット」 清々しい禄水苑の中庭で酔い覚まし?
宮水庭園「異星人の秘密基地に迷い込む」
酒蔵通りを西へ向かい、小さな祠のある市役所前線との交差点を北に折れるとそこは宮水地帯。
高速道路までの狭い地域に各社の井戸がある… はずだが、
行く手に見えてきたのは銀色に光るドーム状の物体の群れ。
宮水庭園という名称から、古風な井戸を想像していただけに一瞬、
酔いが回ったかと思いましたが、各酒蔵の看板があるのでこれが宮水井戸らしい。
砂利の庭にポコポコとならぶ銀色のドーム。
宇宙基地のようなこの風景は、初めて見るとかなり衝撃的です。
もっとも、伝統的なイメージがお好みなら一本西の筋に「宮水発祥の地」の石碑もあります。
宮水地帯の北の端、阪神高速の手前にクラシックな建物が見えたので、気になって足を伸ばしてみました。
レトロ調の白亜のビルがぽつんと建っている様は、映画のセットのよう。
後で調べてみると、昭和初期に建てられた「多聞ビル」だそうです。
今何に使われているか分かりませんでしたが、なかなか絵になります。
日本盛酒蔵通り煉瓦館「禁断の甘辛チャンポンに耽る」
酒蔵通りまで戻り、東へ向かうとじきに日本盛の酒蔵通り煉瓦館。
ここは、あきらかに女性を狙っていますね。
酒酵母を使った化粧品を売っていたり、ガラス工房やエステコーナーまで。
利き酒コーナーもあるけど、おっさんが酔っ払うにはちょっと抵抗がある。
そこで、おすすめは巡回バスに合わせて設定された「甘辛三昧!SAKEとSWEETSに舌鼓」。
千円で地元の人気スイーツ3品(和菓子・洋菓子・煉瓦館オリジナル)と
ドリンクのセットに新製品のお酒のお土産までついてくる。
それをホールでジャズやクラシックの演奏を聴きながら、ゆったり味わうという趣向。
さらに、各種の試飲が飲み放題!
この日は日本盛の女性社員によるクラシック演奏だったけど、なかなかのもの(プロの出演する日もあります)。
やさしい音楽を聴きながら、呑んで、食べて、また呑んで…このまま昼寝したい誘惑に駆られながら、
土曜の午後の甘美な時間が過ぎゆくのでした。
甘党も大満足の「甘辛三昧セット」 生演奏を聞きながら優雅なひとときを
大関甘辛の関寿庵「呑んべえの土産は、お約束の酒饅頭」
最後のポイント大関へ。
日本盛からは少し距離があるので、時間が合えばバスに乗ってもよいでしょう
(歩いても10分もかかりませんが、酔いも回ってきてると思うので)。
関寿庵は各施設の中では最もコンパクト。
喫茶コーナーもありますが、ショップが中心なので、ここは最後のお土産を買い揃えるのが正解。
限定品の原酒や焼酎、酒を使った様々な和菓子、酒の肴に合いそうな魚介の加工品など豊富に揃ってます。
いろいろ目移りしますが、最後はやっぱり名物の酒饅頭「酒寿」(まる得チケットで10%引き)で締めましょう。
バス停は道路を挟んだ反対側、今津小学校の前ですが、バスに乗る前にぜひ見ておきたいのが校内の六角堂。
明治15年に建てられた日本で2番目に古い洋風建築の小学校だそうで、敷地の外からもよく見えます。
ピンク色のレトロモダンな外壁が満開の桜に映えて、ツアーの最後を締めくくるのにふさわしい眺めでした。
関寿庵の酒饅頭と各施設でもらったお土産 桜に映える今津小学校の六角堂
再びJR/阪神へ「顔も心も桜色に染まって」
大関前から乗った最終バス(17:02)は、意外なことに女性がいっぱい。
お土産の袋をたくさん抱えて、皆さん満足そう。
そういえば、途中でも目についたのは女性の姿が多かったし、
各施設も酒そのものより、酒にまつわる文化やスイーツに力を入れていました。
酒蔵巡りは、酒を全く飲まなくても十分に楽しめるカルチャーツアーだったのだ。
それにしても、呑んべえのオッサンはどこへ行ったの?
by tanishi




















