Nishinomiya Style for Tourists
夏越の大祓 – 越木岩神社にて
2009/06/30一年の半分が過ぎ、この半年間に知らず知らずのうちに犯した罪を祓うために(笑)
「なごしのおおはらい」に行ってきました。
もちろん他の神社でも神事は執り行われているのでしょうが、先日よりこの観光案内所で
紹介されていたのは西宮神社と広田神社と越木岩神社。
幸い雨も止んでいたので一番早く始まる越木岩神社(14時~)へお参りすることにしました。

うっそうと木の茂った参道を進んでいくと、明るく開けた境内には大きな茅の輪。
催行時間が近づくにつれて人がどんどん増えてきて、ぐずつきがちのお天気ではありましたが
70~80人ほどの参拝者が集まったのではないでしょうか。
茅の輪の前に祭壇が置かれていて、神職さんがいろいろ祝詞をあげて神事がとりおこなわれます。
そして参拝者は紙を小さく切ったきりぬさをいただき、「祓い給え清め給え・・・」とみな一緒に唱えて
きりぬさを自分の肩に左右左とかけてお祓いします。
その後、いよいよ茅の輪をくぐります!
確か左に二回、右に二回、左に二回、だったかな? 何回かくるくるまわります。

茅の輪くぐりの動画もあります http://www.youtube.com/watch?v=UxPl9SnwkqE
そして拝殿に入り、本殿祭を行い玉串をささげるのですが、ここからが越木岩神社恒例の
年代別の玉串奉奠(たまぐしほうてん)。
まずは氏子総代が玉串をささげるのですが、次に参拝者の中から、90歳以上の方、80歳代の方、
・・・10歳以下の方、とたくさんの年代の人が、その場で急に玉串をささげることになります。
今年の90歳以上の方で代表となった(前の方に座っていた)方はなんと98歳!
10歳以下の子供代表は小学生の男の子と幼稚園ぐらいの女の子。
なんだかいかにも地元の氏神様って感じがして、和やかな神事の締めくくりとなりました。
今年は夏越の大祓いの神事が終わった後で、禰宜さんによる講演会があって、大祓いの祝詞の
内容を説明していただき、よりしっかり分かった!と思うので(笑)、得した気分です。
今年の夏も暑そうですが、元気に過ごせるといいですね。
<香苗>
西宮神社のおこしや祭り
2009/06/166月14日はえべっさんが西宮神社へやって来られたという日だそうです。
今年の様子だけでなく昨年の写真も混じっていますが、雰囲気をお楽しみください。
西宮神社の本殿からえびすさまを神輿に乗せて、中央商店街をめぐってから御輿屋跡地まで巡行します。



昔、鳴尾の漁師が漁をしていると網に何か重たい物がかかりましたが魚ではないので海に戻しました。
そのあとも漁をつづけて和田岬のあたりに来た時にまた重たい物がかかりましたが、なんと朝海に戻した
ものと同じものでした。
不思議な事があるものと思い、神様の像のようにも見えるので今度は船のへさきに乗せて家へ持ち帰って
置いておいたところ、ある夜、漁師の夢の中にえびすさまが現れて「もう少し西によい場所があるので
この像を連れて行っておまつりして拝みなさい。そうすれば大漁になるだろう」と言われました。
目が覚めてから漁師は村人と共にえびすさまをかごに乗せて西へ向かっていましたが、途中でえびすさまが
居眠りしたので、村人達も木陰で休憩する事にしました。
でもいくら待ってもえびすさまが起きなくて時間がどんどん過ぎるので、恐れ多くもえびすさまのお尻を
つねって目を覚まさせて、そこから少し西の森の中へ無事お運びすることが出来ました。
このちょっと休憩してえびすさまのお尻をつねった場所が御輿屋跡地でその西の森が西宮神社です。


季節の果物の枇杷をお供えするので「びわ祭り」とか、初めて浴衣を着る季節なので「ゆかた祭り」とか
言われる、近畿で一番早い夏祭りだそうです。
西宮神社の境内には屋台がいっぱい並んでいて、浴衣を着た子供たちがたくさん遊んでいました。
私は神事と行列を見て夕方には帰ったのですが、そのあと夜にかけてまだまだ子供たちは盛り上がりそうでした。


西宮市民にも意外と知られていないお祭りだと思うのですが、西宮を代表する「えべっさん」ゆかりのお祭り
なので、ぜひ一度お参りしてみてください。
でも、梅雨の時期なので雨が降るとちょっとね・・・、それに来年の6月14日は月曜日のような気が・・・。
<香苗>
めぐみ廣田の大田植え
2009/05/31毎年五月の最終日曜日は廣田神社伝承のお田植え祭りです。
昨夜降っていた雨も朝にはあがり、青空ではないものの見物にはちょうどいいお天気でした。
まずは本殿祭として、神社拝殿で田植えの無事と豊作を祈願します。
お田植行事に参加する子供の家族などが多く来ているようで、カメラやビデオを構えている人がいました。
そのほかにも、一眼レフなどの大きなカメラを構えた人も結構いました。

田植に奉仕する子供たちは、物忌童女(ものいみどうじょ)と呼ばれる巫女姿の女の子は広田・安井小学校の
児童、早乙女(さおとめ)と呼ばれる女の子は大社・平木・上ヶ原などの中学生、田童(たわらわ)と呼ばれる
男の子は広田・大社・安井小学校の児童でした。
今まで田植をしたことはないので前日に少し練習したそうです。
本殿祭が終わってからは、行列を作って神饌田へ向かい、いよいよ田植えです。

田人(たびと)さんたちと一緒に横一列に並んで、後ずさりするように中腰になって植えていきます。
しんどい作業を励まそうと、その横では民謡協会による田植え歌や、能管の独奏や、ブラスバンドによる演奏
などがおこなわれましたが、必死に田植え中の子供たちの耳に入っていたのでしょうか?


ひととおり田植えが終わってから、見物に来ていた子供たちにも田んぼのへりの植え残したところに
あぜの上から手を伸ばして稲を植えさせてくれました。
一時間近くかかって田植えが無事済んだあとはまた行列を作って神社へ戻り、これで終了です。
昔からこうやって稲作が続けられて、日本人は米を食べ続けてきたんだなぁとありがたく思いました。
この苗が大きく育っていくのが楽しみです。
<香苗>
甲山神呪寺88箇所巡り
2009/05/27神呪寺の南にある四国八十八箇所を模したミニ巡礼地をめぐってきました。
まずは、基礎知識をちょっとだけ詰め込んでから・・・。
ミニ八十八箇所が作られたのは江戸時代の寛政10(1798)年になってからです。
四国巡礼までは遠くていけない、だから少しでも近くに代わりの巡礼地があればという
ミニ巡礼地の築造は江戸中期から昭和の初期にかけておこなわれたといい、甲山の
ミニ巡礼地は比較的早い時期に作られたものだそうです。
完成当初は京都方面から陸路で、大坂方面からは海路で、とてもたくさんの参詣者で
賑わったそうですが、平成の今はひっそりと、ちょっと寂しいぐらいです。
でも、たとえ信心がなくても、全行程2.5kmほどのちょっとした散策コースにおすすめです。
まずは阪神バス甲山森林公園バス停で降りてからスタートしました。
バス停そばの駐車場入り口に「寛政十年」の銘の入った石碑があります。

ここから西(神呪寺方面)へ向かうと道路より低い位置にまず一番札所。
ここの石柱とか台座とか井戸の中とか、人名がいっぱい結構読める字で彫られていて
読めたらうれしくっておもしろいです。

この次の二番札所からは道の反対側です。
歩道のないところを通らないといけないのでご注意を。
車道に沿って進むと石材店と大師下バス停の間に十二番札所があって、その横の階段を下ると
十三番札所、十三番の先の道は右へまがります。
通っていい道かちょっと不安になりますが(笑)、左手に見える茂みに向かってこの路地から
あぜ道を通って進んでいきます。

この後は時々車道を横切りますが、山の中を道なりに歩きます。
坂道だったり階段だったりしますが、ちょっと歩きにくいので気をつけてください。

こんなフェンスの隙間から出入する場所も
45番から64番のあたりは花崗岩の崩れた砂っぽい足元なので滑ります!
でも、63番札所辺りからは神呪寺がよく見えて、気持ちいいです。

この日はウグイスも鳴いていましたし、ところどころに季節の花々が咲いていたり、小さなまつぼっくりが
いっぱい落ちていたり、まさしく自然を満喫! って感じです。

87番札所は道の行き止まりにあるので、車道に戻って88番札所のある境内へ向かって
最後のひと踏ん張りですが、この階段がまた大変・・・。

無事、八十八箇所回ることが出来ました。
分かりにくい方は、地図は神呪寺の社務所でもいただけますが、『宮っ子』2009年5・6月号に
掲載されていた地図もわかりやすいと思います。
大まかなルートはこちらでも確認できます。 → 地図
階段が多いのはもちろんですが、足元の状態は決していいとは言えないので、靴には
気をつけて散策してみてください。
これから暑くなる夏に向かっても、木陰の中を歩く事が多いので比較的涼しく散歩できそうです。
が、虫除けの準備をして出かけることをお勧めします。
<香苗>
西宮人形劇まつり
2009/05/09平成21年度「西宮人形劇まつり」へちょっとだけ行ってきて、午前中におこなわれた西宮神社での
オープニングセレモニーを見ました。
で、なぜ西宮で人形劇かと言うと、むかし西宮神社の北にすんでいた傀儡子(くぐつし)が、
人形あやつりをしながら全国にえびす信仰を広めていったといわれていて、これが今日の
人形浄瑠璃や文楽のもととなったと考えられているからです。
そう、「西宮は人形劇発祥のまち」だったんですね。
また西宮神社には、人形を使ってえべっさんの無聊を慰めたといわれる人形操りの祖、
百太夫さんをまつったお社があって、その前の広場(地震以前には絵馬堂があった場所)
でイベントがありました。

神社での出演は、西宮くぐつ座と西宮市との共催事業として昨年から始まった、子どもたちへの
人形劇体験の「西宮くぐつ座子ども劇団」の小学生達と「神原小学校図書ボランティアコアラまま」の
お母さん劇団の皆さん。
子ども劇団もお母さん劇団も自分達で作った人形を使って一生懸命に演技をして、観客の子供たちも
熱心に見入っていました。
そして今年からはお祭の規模を拡大して、昨年出来た戎座人形芝居館はもちろんですが、
フレンテホール、アクタの大学交流センター、甲東ホール、東山台ナシオンホールなど
市内各地でイベントが開かれたそうです。
地元の人形劇サークルが出演するほか、プロの人形劇団も出演してきっと盛り上がった事でしょう。

私としては、午後からの中央商店街「えびすステージ」の南あわじ市立南淡中学校郷土芸能部の
淡路人形浄瑠璃も見てみたかったのですが・・・。
またの機会を楽しみにしましょう。
<香苗>
西宮のシンボル「甲山」に登れ
2009/05/04西宮市内南部ならどこからでも見える甲山。
六甲山系の東の果てで小さな噴火があり、六甲山の花崗岩を突き破って溶岩がポコンと飛び出して固まったため、あんな形になったということは知っていたが、実はこれまで眺めただけで登ったことがない。
今朝は早く目が覚めてしまったが昼までやることがないので、午前中限定で甲山へ向かう。
登山道がどこにあるのか分からないため、とりあえず「甲山森林公園」へ。
見上げれば甲山。これから制覇されるとも知らずにのんびり構えてやがる。待ってろよ、今すぐ登ってやるから。

見つけた登山道の入り口は「甲山自然の家」の横。看板によれば、山頂まで700メートルとのこと。
なんだ大したことないなと思って、登山道に踏み込むと。。。
山頂は広場になっていて、三角点の真新しい看板が立っていた。さらに視線を移すと寛いでいる家族連れの様子も見られた。
なにぃ!さっきの厳しい登山道を小さな子どもたちが登ってきたのか、ぜいぜい言って汗をかいていた俺は何だったのか、と一人立ちすくんでいると、俺が登ってきたのとは違う方向から山頂広場に入ってくる家族連れを発見。
そう、登山道はほかにもあったのだ。
帰りはその神呪寺方面の登山道を下ることにした。

こちらの神呪寺ルートはきっちり整備されていて、眺望の開けたところもある。家族連れにはこちらがお勧めだろう。
少年少女諸君はもっと大人になってから、自然の家ルートに挑戦したまえ。

無事下山完了。ついでに北山貯水池にも寄る。臨時駐車場も設置されていて駐車場所に困らないのはナイス。
つつじがきれいに咲いている。誰かが俺を見ているような気がして振り返ると、甲山がゆったりと佇んでいた。

(風)
初夏のハイキング ~旧福知山線廃線跡~
2009/05/01JR生瀬駅から武田尾駅にかけての旧福知山線廃線跡に行ってきました。
とても良いハイキングコースで今日もたくさんの人が来ていましたが、
実は廃線跡は立入禁止で、JRも事故や怪我が起こることを心配しています。
JRは現状では立ち入りを黙認しているようですが、事故などが起これば本当に
立入禁止になってしまうかも知れませんので、以下の点に注意しましょう。
①廃線跡は枕木や砂利で足下が悪いので、必ず歩きやすい靴を履きましょう。
できれば踝まで保護できるタイプのものが良いと思います。
②トンネルの中を歩く箇所が多いのですが、トンネル内に照明はなく真っ暗です。
必ず懐中電灯を持参しましょう。
③橋や柵などの構造物は老朽化が進んでいますので慎重に行動しましょう。
さ、それではスタートです。
【JR生瀬駅で下車、廃線跡入口を探す】
JR福知山線に乗り、宝塚から一駅のJR生瀬駅で下車しました。

駅前を右に行くと国道176号線に出ますので176号線を左へ。
176号線は相変わらず車が多く、歩道も狭いので注意して歩いてください。

廃線跡の入口は中国自動車道の高架をくぐって、少し先を武庫川河畔に下りたところです。
JRからの注意書きがあります。

【ハイキング開始】
右手に武庫川を眺めながら進みます。
緩やかな上り道ですが急な勾配はなく家族連れや中高年の方も楽しめます。
(最近は中高年の方がとてもお元気ですから、こんな風に書くと怒られちゃいますね)
ただしコースは枕木や砂利で歩きにくいので気を付けてください。

同じ武庫川でも西宮南部と北部ではまるで表情が違います。
都会からすぐのところにこんな渓谷美があるなんて贅沢ですよね。
楽しみながらゆっくり歩いていきましょう。

【1号トンネル発見】
トンネルはいくつも出てくるのですが、最初の1号トンネルに入る時はどきどきしましたよ。
(これ以降のトンネルも●号と書きますがもちろん正式名称ではないですからね)
トンネルはかなり長くそのうえ曲がってるので中は真っ暗。一人きりで入るのはちょっと怖いかも。
またトンネルの中も枕木などで足下が悪く、一部ぬかるんだ所もあるので懐中電灯は必携です。
トンネルの出口の明かりが見えたときは正直ほっとしました。

トンネルを出た後はまた武庫川の景色を楽しみながらゆっくり歩きます。

【2号・3号トンネル通過、鉄橋発見】
気持ちの良い天気のもと、快調に進んでいます。2号・3号トンネルも通過。

そして3号トンネルの出口のすぐ外に見えるのは、
そう「鉄橋」。
足がすくむほどの高さではないのですが、JRの看板で老朽化が進んでいると注意されていたので、
「大丈夫かな」とちょっと心配になります。橋の上から川上を眺めた景色がとても素敵です。

鉄橋を渡ると武庫川は、これまでの右手から変わって左手に望むことになります。
【4号トンネルを抜けたところでお弁当】
ハイキングも後半。4号トンネルを抜けると、景色がぱっと開けました。
このあたりはコースの幅も広く、腰を掛けられる岩も置いてあって休憩するのに最適。
時計を見たらちょうど12時でしたので、僕もコンビニで買っていたおにぎりを食べました。
目の前には青い空にみどりの山、なごむなぁ。

食事を終えてしばらく進むと「西宮権現平桜」の看板。読んでみると、
かの「桜博士」笹部新太郎氏が樹形、花のよさ、成長の速さなど、日本一の山桜と激賞した桜とのこと。
看板の横にあった西宮権現平桜はまだ若木のようでしたが、確かに樹形良し。
どんな花が咲くのか気になります。

西宮権現平桜の近くには河畔で遊べる親水公園というところもありました。
こちらで休憩をとる人も多いようです。

【5号・6号トンネル、いよいよゴールへ】
そろそろ疲れてきましたがトンネルは残り2つ。
5号・6号トンネルを潜り抜けたところで、レールの一部を発見。
これまで枕木や砂利ばかりでレールはなかったのですが、こんな状態で地面に埋まっていました。

そして、、、しばらく行くと枕木がなくなりました。きっとここがゴールなんですね。

帰りはJR武田尾駅から。
2時間かけて生瀬駅から武田尾駅まで歩いてきましたが、福知山線高槻行き普通電車は
トンネルに吸い込まれるとあっという間に僕を宝塚駅まで送り届けてくれました。

—
夏はハチなどの虫が多いのでやめておいた方が良いそうですよ。
僕は紅葉の頃にまた来てみようと思います。
<風>
行ってきました!酒蔵巡り散歩
2009/04/21あいたい兵庫デスティネーションキャンペーン期間中の土曜日に開催される、ガイド付きの
「ひょうごのまち歩き」に参加してきました。
西宮でのウォーキングは、「酒文化の地を訪ねる」コースです。
コースは「酒蔵無料巡回バス」記事とほとんど同じなので、歩いた様子を簡単にご紹介します。
まずは午前10時にJRさくら夙川駅前に集合で、予約不要で集合時間に間に合えば参加OK。
偶然にもバス記事を書いた方と同じ日4月11日土曜日に歩いたのですが、実は私は
朝起きていい天気だったので急にちょっと行ってみようと思い立ったんです。
「ツーリズム西宮楽らく探見隊」の観光ボランティアガイドさんに案内してもらいながら
12時半解散の予定です。
まずは西宮神社へ。
六英堂の特別公開入り口でまる得チケット活用して、宝船の描かれたお札をGET。
次に白鹿記念酒造博物館を訪れ、記念館と酒蔵館を見学。
白鷹禄水苑の展示室を見学してから、宮水発祥の地の碑や宮水庭園へ。
酒蔵通り煉瓦館で、この日ご一緒した二人組みの女性は一階の日本料理店で昼食。
私は食べてみたかった「甘辛三昧セット」 を食べに二階へ。
最後に大関甘辛の関寿庵でお土産を購入。
お酒を利用した化粧品は実は大関が最初に開発発売したんだそうですね。
西宮神社や博物館などでどれくらいじっくり見学するかにもよりますが、予定では二時間半の
コースを、煉瓦館で昼食をとったりしたので、関寿庵で解散した時には四時間弱かかっていました(笑)
「酒蔵無料巡回バス」に乗ってもボランティアガイドさんのいろんなお話は聞けますが、
途中でどこかで降りてしまいますよね。
その点、「ひょうごのまち歩き」ではずっと歩きながら雑談している感じだったので
「堀江謙一さんの『太平洋一人ぼっち』で出航したヨットハーバーはここで・・・」
「大関さんには『小松帯刀』という銘柄があるのは実は・・・」 などなど、
「ツーリズム西宮楽らく探見隊」の観光ボランティアガイドさんの四方山話を聞きながらの
楽しいまちめぐりでした。
運よく?自分達のグループだけで案内してもらえれば、もうちょっとここをじっくり見学したいとかの
融通も多少利かせてもらえそうだし、解散後、たとえばガーデンズに行くにはどうしたらいいかとか
相談にも乗ってくれるようなので、足に自信のある方は参加してみてくださいね。
でも、途中でしんどくなったら、「酒蔵無料巡回バス」もご利用ください。
<香苗>
乗ってきました!「酒蔵無料巡回バス」
2009/04/20酒と文化を巡る冒険
4月11日の土曜日、「無料巡回バス」に乗って酒蔵めぐりを楽しんできました。
初夏を思わせる陽気の中で、西宮では長持ちした今年の桜がまだ満開。
花と、酒と、新しい発見を求めて、いざ出発!
JR西宮駅「乗り場をまちがえ、ややアセる」
乗ったのはJR西宮駅11時30分発の第2便。
この駅は北口・南口の両方にバス乗り場があるので普段利用しない人は要注意。
酒蔵巡回バスが出るのは南口の2番乗り場です。
路線バス同じ所ですが、柱に「酒蔵無料巡回バスのりば」の表示が貼ってあり、
ウロウロしてると係の人が声をかけて黄色い封筒に入った資料を渡してくれました。
この封筒は必ずゲットしておきましょう。
チラシやガイドマップ一式の他に「あいたい兵庫デスティネーションキャンペーン」のガイドブックが入っています。
各施設で使える「まる得チケット」が綴じ込んであるので、とっても役立ちます。
定刻になってやって来たのは普通の阪神バス。
フロントに小さな「酒」のプレートがついて行き先表示が「酒蔵無料巡回バス」となっているものの、
他は全く路線バスなので、一般客が間違えて乗りそうになってました。
ここからバスに乗ったのは15名ほど。
この後、阪神西宮駅を経由して(ここにも係の人がいます)5名ほど乗ったので、
座席はほぼ満席に。年配の男性が多いが、ご夫婦や若者もちらほら。
車内には係員と観光ボランティアガイドの人が添乗しており、詳しい説明や見所の案内をしてくれます。
先ほどもらったガイドブックの「まる得チケット」をバスの中で切り取っておきましょう。
施設の入り口で出そうとするとモタつきます。
これが、酒蔵無料巡回バス! 玄人はだしの観光ボランティアガイド
西宮神社「えべっさんのご利益にあずかる」
阪神を出るとすぐに最初のスポット西宮神社に。
私はちゃんとお参りしたことがなかったので、ここで降りましたが、ほとんどの人はパスするようです。
一般には「西宮えびす」と呼ばれてますが、正式名称は西宮神社って言うんですね。知らんかった。
さて、ここの見所は特別公開中の「六英堂とえびす信仰展」。<2009年4/4~6/28の土・日・祝>
岩倉具視(篤姫で片岡鶴太郎がやってた人といった方がピンとくる?)の私邸なんだそうだが、
あまりに普通の感じで拍子抜け。
でも、こんな普通っぽい家で明治政府の元勲たちが国家の大事を議論してたかと思うと、なかなか興味深い?
お参りしようと本殿の前に行くと、まるで平安時代にタイムスリップしたかのような衣装の娘さんたち。
参拝客も一緒に記念写真を撮ったりしているので何事かと尋ねると、
これから北山植物園で「曲水の宴」が行われるので集まっているとのこと。
えべっさんにお参りするのも忘れて、しばし艶やかな集団に見とれてしまいました。
白鹿酒ミュージアム「お宝の江戸美術に出会う」
30分ほどで西宮神社を後にしましたが、次のバスまで時間が空きすぎるので白鹿まで歩くことに。
やはり、えべっさんはパスするか、先に寄って阪神西宮から巡回バスに乗るのが良さそう。
とは言っても白鹿までは歩いて10分ほどです。
白鹿は施設が複数あって道を挟んで分かれているので気をつけましょう。
ミュージアムは有料(500円→まる得チケットで400円に)ですが、
吟醸酒のミニボトルつきなので実質タダみたいなもんですね。
道の南側にある記念館は巡回バス期間中は
「笹部さくらコレクション」を展示してますが、これがなかなかの掘り出し物。
広重、国芳、久隅守景らの作品が見られ、江戸美術ファンなら見逃せない!
道の北側は、昔の酒造りを展示した酒造館とレストランやショップのあるクラシックス。
意外なことに、お酒が飲めるのはクラシックスだけなので、呑んべえの人はここまで我慢しましょう。
白鹿ミュージアムは、じっくり回れば両方で1時間以上かかります。
本格的な美術館になっている「記念館」 昔の酒造りの様子をそのまま見せる「酒造館」
白鷹禄水苑「白昼の誘惑にふらつく」
白鹿を出て北に向かう。
ここから日本盛までは各ポイント5分くらいなので歩くのがおすすめ。
白鷹に近づくにつれて甘い匂いがしてきたので、何だろうと思ったら
「酒蔵通り」を挟んで斜向かいがアンリの工場だった。まさに、甘辛アベニュー!?
白鷹禄水苑は併設されている竹葉亭の看板の方が目立ちますが、同じ建物です。
入ってすぐがショップと「蔵バー」。
ここのお目当てはバーで味わう「季節の飲み比べセット」(1000円→まる得チケットで800円に)。
禄水苑の限定酒等3種の利酒と酒肴一品がついて、昼下がりの大人の休日にぴったり。
まだまだ先があるのでこれだけにと思っていましたが、つい誘惑に負けて「極上白鷹」のショットを追加してしまった。
さて、私のように飲み過ぎた場合は、別棟にある「集古館」で少し頭を冷やしましょう。
白鹿ほどではないがコンパクトにまとまった酒造りのミュージアム。
宮水の勉強などをしておくと、この後回る宮水庭園がいっそう興味深く楽しめます。
絶対外せない「季節の飲み比べセット」 清々しい禄水苑の中庭で酔い覚まし?
宮水庭園「異星人の秘密基地に迷い込む」
酒蔵通りを西へ向かい、小さな祠のある市役所前線との交差点を北に折れるとそこは宮水地帯。
高速道路までの狭い地域に各社の井戸がある… はずだが、
行く手に見えてきたのは銀色に光るドーム状の物体の群れ。
宮水庭園という名称から、古風な井戸を想像していただけに一瞬、
酔いが回ったかと思いましたが、各酒蔵の看板があるのでこれが宮水井戸らしい。
砂利の庭にポコポコとならぶ銀色のドーム。
宇宙基地のようなこの風景は、初めて見るとかなり衝撃的です。
もっとも、伝統的なイメージがお好みなら一本西の筋に「宮水発祥の地」の石碑もあります。
宮水地帯の北の端、阪神高速の手前にクラシックな建物が見えたので、気になって足を伸ばしてみました。
レトロ調の白亜のビルがぽつんと建っている様は、映画のセットのよう。
後で調べてみると、昭和初期に建てられた「多聞ビル」だそうです。
今何に使われているか分かりませんでしたが、なかなか絵になります。
日本盛酒蔵通り煉瓦館「禁断の甘辛チャンポンに耽る」
酒蔵通りまで戻り、東へ向かうとじきに日本盛の酒蔵通り煉瓦館。
ここは、あきらかに女性を狙っていますね。
酒酵母を使った化粧品を売っていたり、ガラス工房やエステコーナーまで。
利き酒コーナーもあるけど、おっさんが酔っ払うにはちょっと抵抗がある。
そこで、おすすめは巡回バスに合わせて設定された「甘辛三昧!SAKEとSWEETSに舌鼓」。
千円で地元の人気スイーツ3品(和菓子・洋菓子・煉瓦館オリジナル)と
ドリンクのセットに新製品のお酒のお土産までついてくる。
それをホールでジャズやクラシックの演奏を聴きながら、ゆったり味わうという趣向。
さらに、各種の試飲が飲み放題!
この日は日本盛の女性社員によるクラシック演奏だったけど、なかなかのもの(プロの出演する日もあります)。
やさしい音楽を聴きながら、呑んで、食べて、また呑んで…このまま昼寝したい誘惑に駆られながら、
土曜の午後の甘美な時間が過ぎゆくのでした。
甘党も大満足の「甘辛三昧セット」 生演奏を聞きながら優雅なひとときを
大関甘辛の関寿庵「呑んべえの土産は、お約束の酒饅頭」
最後のポイント大関へ。
日本盛からは少し距離があるので、時間が合えばバスに乗ってもよいでしょう
(歩いても10分もかかりませんが、酔いも回ってきてると思うので)。
関寿庵は各施設の中では最もコンパクト。
喫茶コーナーもありますが、ショップが中心なので、ここは最後のお土産を買い揃えるのが正解。
限定品の原酒や焼酎、酒を使った様々な和菓子、酒の肴に合いそうな魚介の加工品など豊富に揃ってます。
いろいろ目移りしますが、最後はやっぱり名物の酒饅頭「酒寿」(まる得チケットで10%引き)で締めましょう。
バス停は道路を挟んだ反対側、今津小学校の前ですが、バスに乗る前にぜひ見ておきたいのが校内の六角堂。
明治15年に建てられた日本で2番目に古い洋風建築の小学校だそうで、敷地の外からもよく見えます。
ピンク色のレトロモダンな外壁が満開の桜に映えて、ツアーの最後を締めくくるのにふさわしい眺めでした。
関寿庵の酒饅頭と各施設でもらったお土産 桜に映える今津小学校の六角堂
再びJR/阪神へ「顔も心も桜色に染まって」
大関前から乗った最終バス(17:02)は、意外なことに女性がいっぱい。
お土産の袋をたくさん抱えて、皆さん満足そう。
そういえば、途中でも目についたのは女性の姿が多かったし、
各施設も酒そのものより、酒にまつわる文化やスイーツに力を入れていました。
酒蔵巡りは、酒を全く飲まなくても十分に楽しめるカルチャーツアーだったのだ。
それにしても、呑んべえのオッサンはどこへ行ったの?
by tanishi
ぶら~り、御前浜
2009/04/19夙川河口を挟んで、西は堀切橋、東は御前浜橋の間に広がる御前浜。
「御前浜(おまえはま)」の名称は古く、平安時代からこの名で呼ばれていたとのこと。
広田神社の前にある浜ということから御前浜と呼ぶようになったそうです。
マルナカへの買い物ついでに御前浜をぶらり。

















