2009/12/28
西宮神社の拝殿前にちょっと変わった門松が作られました。
「逆さ門松」という、松の枝が下を向いている門松です。
これは町を巡回するえびすさまが松の葉で目を突かないようにという
配慮から作られた形だそうで、枝葉の付いた竹に松の枝をつけるという
古くからの形のものが昨年より再現されています。

この門松を奉納しているのは西宮神社から分社した三田戎神社の氏子の方々で、
9メートルほどの竹に、松をある程度取り付けたものを用意してきていて、
すす払いが行われている横で二本の門松が立てられました。

正月から十日戎の期間までその立派な姿を見ることが出来ますので、
お参りに行かれた時はちょっと注意して見てください。
<香苗>
2009/09/24
西宮神社の秋祭り、西宮まつりの三日目は神社での神事の後、船渡御は西宮浜の新ヨットハーバーから
出発し神戸の和田岬へ向かいました。
えべっさんが鳴尾の漁師の網に掛かった場所という伝説のある和田岬への里帰り。
例年の産宮参りは一隻だけ十数人ほどの参詣だそうですが、今年は船渡御復興10周年を記念して
みんなで和田神社へ参詣することになりました。

渡御船の一部は神戸の港から陸路をとりましたが、えべっさんの乗っている船のほか合計四隻の船が、
到着です。
そして陸路で到着した人たちと合流して、和田神社まで行列していきました。

和田神社で御旅所祭をおこない、その後神職や氏子総代など一部の人が和田神社・三石神社・真光寺へ
参拝しました。
御旅所祭 童女神楽
巫女神楽 和田神社
三石神社 真光寺
帰路はみな陸路で西宮神社まで帰り、還御祭を執り行って無事終了となったようです。

<香苗>
2009/09/19
2009年の西宮神社の西宮まつりの船渡御は復興10周年ということで、全ての御座船が
神戸の和田神社への産宮参りに向かいます。
例年は神社を出て氏子4地区のどこかで御旅所祭をしてから午後に船渡御で西宮浜をまわるのですが、
ことしは午前中にヨットハーバーを出て、和田神社へ着いてから御旅所祭をおこなうようです。
見学に行かれる方は、時間などをよく確認してからお出かけくださいね。
西宮神社HP http://www.decca-japan.com/nishinomiya_ebisu/nisinomiya_maturi.html
・
ところで、和田神社とはどんなところかと言うと、恵比須さまを拾い上げたといわれる和田岬の森の中に
あった神社と、平清盛ゆかりの厳島神社の弁天さまと、西宮の岡太神社から流れ着いた天御中主
(あめのみなかぬし)さまをまつっています。

その横の神功皇后をおまつりしている三石神社にも参詣するそうです。

また、西宮まつりでは関係ないようですが、少し北のJR兵庫駅近くには柳原の蛭子(ひるこ)神社があり、
神戸の人の十日戎はここへお参りする人も多いそうです。

2009/09/13
秋晴れの日曜日、広田神社の神饌田の稲刈りがおこなわれました。
お田植えのときのような装束ではないとはいえ、今日も大変な作業です。
まずは稲がどんな風に育ってきたかというと
2009,06,24, 2009,07,26,

2009.08.25. 2009.09.13.

そしてよく実った今日が稲刈りとなりました。
たくさん集まった子供たちは、5月のお田植えで奉仕した早乙女や田童たち、
あと何人か聞いてみた限りでは安井地区子供会で参加しているようです。
まず神事を執り行い宮司さんがはじめの鎌を入れた後、子供たちが鎌で稲を刈っていきました。


神職さんにお伺いしたところ、この土地は以前は畑で数年前に田んぼとして耕作を
始めた場所だからなのか、初めのころは実の付きがあまりよくなかったそうです。
でも年々粒も大きくなって、今年は害虫にもやられずに、立派に実ってよかったと
おっしゃっていました。
まだ、乾燥させてから脱穀するという作業は残っていますが、とりあえず無事に収穫できて
よかったなと思いました。

この新米は11月23日の新嘗祭をおこなってから、神様のへの日々のお供えとして
使われるそうです。 <香苗>
2009/07/21
7月20日は西宮神社の夏祭です。
午前中には暑気払いで厄除けを祈願する湯立神楽(ゆたてかぐら)がおこなわれました。
ご祈祷した特別な水を大釜でわかし、そのなかに米・酒・塩を入れ、笹の葉を束にしたもので
その湯を撒き散らします。


古代の巫女が神憑るときにおこなった作法だとも言われている、と神職さんから説明がありました。
夕方はえびす万燈籠で、境内いっぱいにろうそくの明かりが灯ります。
暗くなるにつれて輝くを増すろうそくや灯籠やちょうちんの揺れる明かりは幻想的です。
境内の松林の中でおこなわれた原笙会による舞楽奉納も素敵でした。


はなやかな夕涼みとなりました。 <香苗>
2009/06/30
一年の半分が過ぎ、この半年間に知らず知らずのうちに犯した罪を祓うために(笑)
「なごしのおおはらい」に行ってきました。
もちろん他の神社でも神事は執り行われているのでしょうが、先日よりこの観光案内所で
紹介されていたのは西宮神社と広田神社と越木岩神社。
幸い雨も止んでいたので一番早く始まる越木岩神社(14時~)へお参りすることにしました。

うっそうと木の茂った参道を進んでいくと、明るく開けた境内には大きな茅の輪。
催行時間が近づくにつれて人がどんどん増えてきて、ぐずつきがちのお天気ではありましたが
70~80人ほどの参拝者が集まったのではないでしょうか。
茅の輪の前に祭壇が置かれていて、神職さんがいろいろ祝詞をあげて神事がとりおこなわれます。
そして参拝者は紙を小さく切ったきりぬさをいただき、「祓い給え清め給え・・・」とみな一緒に唱えて
きりぬさを自分の肩に左右左とかけてお祓いします。
その後、いよいよ茅の輪をくぐります!
確か左に二回、右に二回、左に二回、だったかな? 何回かくるくるまわります。

茅の輪くぐりの動画もあります http://www.youtube.com/watch?v=UxPl9SnwkqE
そして拝殿に入り、本殿祭を行い玉串をささげるのですが、ここからが越木岩神社恒例の
年代別の玉串奉奠(たまぐしほうてん)。
まずは氏子総代が玉串をささげるのですが、次に参拝者の中から、90歳以上の方、80歳代の方、
・・・10歳以下の方、とたくさんの年代の人が、その場で急に玉串をささげることになります。
今年の90歳以上の方で代表となった(前の方に座っていた)方はなんと98歳!
10歳以下の子供代表は小学生の男の子と幼稚園ぐらいの女の子。
なんだかいかにも地元の氏神様って感じがして、和やかな神事の締めくくりとなりました。
今年は夏越の大祓いの神事が終わった後で、禰宜さんによる講演会があって、大祓いの祝詞の
内容を説明していただき、よりしっかり分かった!と思うので(笑)、得した気分です。
今年の夏も暑そうですが、元気に過ごせるといいですね。
<香苗>
2009/06/16
6月14日はえべっさんが西宮神社へやって来られたという日だそうです。
今年の様子だけでなく昨年の写真も混じっていますが、雰囲気をお楽しみください。
西宮神社の本殿からえびすさまを神輿に乗せて、中央商店街をめぐってから御輿屋跡地まで巡行します。



昔、鳴尾の漁師が漁をしていると網に何か重たい物がかかりましたが魚ではないので海に戻しました。
そのあとも漁をつづけて和田岬のあたりに来た時にまた重たい物がかかりましたが、なんと朝海に戻した
ものと同じものでした。
不思議な事があるものと思い、神様の像のようにも見えるので今度は船のへさきに乗せて家へ持ち帰って
置いておいたところ、ある夜、漁師の夢の中にえびすさまが現れて「もう少し西によい場所があるので
この像を連れて行っておまつりして拝みなさい。そうすれば大漁になるだろう」と言われました。
目が覚めてから漁師は村人と共にえびすさまをかごに乗せて西へ向かっていましたが、途中でえびすさまが
居眠りしたので、村人達も木陰で休憩する事にしました。
でもいくら待ってもえびすさまが起きなくて時間がどんどん過ぎるので、恐れ多くもえびすさまのお尻を
つねって目を覚まさせて、そこから少し西の森の中へ無事お運びすることが出来ました。
このちょっと休憩してえびすさまのお尻をつねった場所が御輿屋跡地でその西の森が西宮神社です。


季節の果物の枇杷をお供えするので「びわ祭り」とか、初めて浴衣を着る季節なので「ゆかた祭り」とか
言われる、近畿で一番早い夏祭りだそうです。
西宮神社の境内には屋台がいっぱい並んでいて、浴衣を着た子供たちがたくさん遊んでいました。
私は神事と行列を見て夕方には帰ったのですが、そのあと夜にかけてまだまだ子供たちは盛り上がりそうでした。


西宮市民にも意外と知られていないお祭りだと思うのですが、西宮を代表する「えべっさん」ゆかりのお祭り
なので、ぜひ一度お参りしてみてください。
でも、梅雨の時期なので雨が降るとちょっとね・・・、それに来年の6月14日は月曜日のような気が・・・。
<香苗>
2009/05/31
毎年五月の最終日曜日は廣田神社伝承のお田植え祭りです。
昨夜降っていた雨も朝にはあがり、青空ではないものの見物にはちょうどいいお天気でした。
まずは本殿祭として、神社拝殿で田植えの無事と豊作を祈願します。
お田植行事に参加する子供の家族などが多く来ているようで、カメラやビデオを構えている人がいました。
そのほかにも、一眼レフなどの大きなカメラを構えた人も結構いました。

田植に奉仕する子供たちは、物忌童女(ものいみどうじょ)と呼ばれる巫女姿の女の子は広田・安井小学校の
児童、早乙女(さおとめ)と呼ばれる女の子は大社・平木・上ヶ原などの中学生、田童(たわらわ)と呼ばれる
男の子は広田・大社・安井小学校の児童でした。
今まで田植をしたことはないので前日に少し練習したそうです。
本殿祭が終わってからは、行列を作って神饌田へ向かい、いよいよ田植えです。

田人(たびと)さんたちと一緒に横一列に並んで、後ずさりするように中腰になって植えていきます。
しんどい作業を励まそうと、その横では民謡協会による田植え歌や、能管の独奏や、ブラスバンドによる演奏
などがおこなわれましたが、必死に田植え中の子供たちの耳に入っていたのでしょうか?


ひととおり田植えが終わってから、見物に来ていた子供たちにも田んぼのへりの植え残したところに
あぜの上から手を伸ばして稲を植えさせてくれました。
一時間近くかかって田植えが無事済んだあとはまた行列を作って神社へ戻り、これで終了です。
昔からこうやって稲作が続けられて、日本人は米を食べ続けてきたんだなぁとありがたく思いました。
この苗が大きく育っていくのが楽しみです。
<香苗>