甲山神呪寺88箇所巡り---2009/05/27
神呪寺の南にある四国八十八箇所を模したミニ巡礼地をめぐってきました。
まずは、基礎知識をちょっとだけ詰め込んでから・・・。
武庫山神呪寺は平安時代初めに弘法大師空海が開山したといわれていますが
ミニ八十八箇所が作られたのは江戸時代の寛政10(1798)年になってからです。
四国巡礼までは遠くていけない、だから少しでも近くに代わりの巡礼地があればという
ミニ巡礼地の築造は江戸中期から昭和の初期にかけておこなわれたといい、甲山の
ミニ巡礼地は比較的早い時期に作られたものだそうです。
完成当初は京都方面から陸路で、大坂方面からは海路で、とてもたくさんの参詣者で
賑わったそうですが、平成の今はひっそりと、ちょっと寂しいぐらいです。
でも、たとえ信心がなくても、全行程2.5kmほどのちょっとした散策コースにおすすめです。
まずは阪神バス甲山森林公園バス停で降りてからスタートしました。
バス停そばの駐車場入り口に「寛政十年」の銘の入った石碑があります。

ここから西(神呪寺方面)へ向かうと道路より低い位置にまず一番札所。
ここの石柱とか台座とか井戸の中とか、人名がいっぱい結構読める字で彫られていて
読めたらうれしくっておもしろいです。

この次の二番札所からは道の反対側です。
歩道のないところを通らないといけないのでご注意を。
車道に沿って進むと石材店と大師下バス停の間に十二番札所があって、その横の階段を下ると
十三番札所、十三番の先の道は右へまがります。
通っていい道かちょっと不安になりますが(笑)、左手に見える茂みに向かってこの路地から
あぜ道を通って進んでいきます。

この後は時々車道を横切りますが、山の中を道なりに歩きます。
坂道だったり階段だったりしますが、ちょっと歩きにくいので気をつけてください。

こんなフェンスの隙間から出入する場所も
45番から64番のあたりは花崗岩の崩れた砂っぽい足元なので滑ります!
でも、63番札所辺りからは神呪寺がよく見えて、気持ちいいです。

この日はウグイスも鳴いていましたし、ところどころに季節の花々が咲いていたり、小さなまつぼっくりが
いっぱい落ちていたり、まさしく自然を満喫! って感じです。

87番札所は道の行き止まりにあるので、車道に戻って88番札所のある境内へ向かって
最後のひと踏ん張りですが、この階段がまた大変・・・。

無事、八十八箇所回ることが出来ました。
分かりにくい方は、地図は神呪寺の社務所でもいただけますが、『宮っ子』2009年5・6月号に
掲載されていた地図もわかりやすいと思います。
大まかなルートはこちらでも確認できます。 → 地図
階段が多いのはもちろんですが、足元の状態は決していいとは言えないので、靴には
気をつけて散策してみてください。
これから暑くなる夏に向かっても、木陰の中を歩く事が多いので比較的涼しく散歩できそうです。
が、虫除けの準備をして出かけることをお勧めします。
<香苗>









2009/5/27 水曜日 at 10:03 PM
[...] 甲山神呪寺での88ヶ所巡りをご紹介(*^_^*) [...]